企業年金
企業が、労働者の退職後の生活保障や財産形成のために行う年金制度。
多くの企業では適格退職年金制度あるいは厚生年金基金制度が利用されてされてきたが、確定給付企業年金と確定拠出年金が新制度として制定されたため、適格退職年金制度は2012年3月末で廃止された。
確定拠出年金は、個人または事業主が拠出した資金を運用し、高齢期にそれに基づく給付を受給できる制度。確定給付年金は、高齢期の受給額をあらかじめ設定し、そこから逆算した掛け金を支払う制度。
確定給付年金には、労使が合意した年金規約に基づき、管理・運用は社外の信託会社、生命保険会社等が行う規約型企業年金と、事業主が法人基金を設立し、管理・運用はその法人基金で行う基金型企業年金に分かれる。
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